果物イラスト
117号
2007年7月30日
ジュニアフルートフェスティバル特集 編集:橋本 恭子

いよいよ本格的な夏の到来です。うだるような暑い毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回はそんな暑さを吹き飛ばすほどパワフルな子供たちの活躍をご紹介します!
去る4月29日(祝)にJr.フルートフェスティバルが、しが県民創造芸術館ホールにて開催されました。
Jr.フルートフェスティバルとは、小・中・高校生によるコンクール形式のアンサンブルコンサート。
今回は第10回目の記念大会で、九州から3名の特別審査員を招くなど大々的に開催されました。関西笛の会からは18名が参加し、8名が受賞しました!

三江 早帆(中1) 寺田みなみ(小6)
私は、ジュニアフェスティバルに7回ぐらい出てましたがなかなか賞がとれませんでした。賞をとったのは今回が初めてで、とてもうれしかったです。

合宿はクラブがあったので行けなくて、家で練習をしたとしても合わせることはできないので、とても不安でした。

今回、私が吹いた曲は、「山の音楽家」でした。これは前に一度吹いたことがあったので、あまりきん張もせずおちついてふけました。

賞がとれて本当にうれしかったです。
今年のJr.フルートフェスティバルに、私は2回目の参加でした。

賞をもらった時はとてもうれしかったです。でも本当はチームみんなで賞をとりたかったです。

本番前はすごくきんちょうしたけど、しっぱいしなくてよかったです。今までで一番よかったと思います。

来年も合宿にもJr.フルートフェスティバルにも参加したいです。


空を飛んでいるのを想像して吹けました
脇坂 颯(小2) 森 美苗(小2)
はっぴょう会の前の日のよるに『魔女の宅急便』のDVDをみました。だから本ばんはキキが空をとんでいるのをそうぞうしてふけました。

みんなとあわせてふくといい音がくになって気もちかったです。

しょうのはっぴょうのとき名まえをよばれたときは『えぇっ、ヤッター』とおもいました。
びっくりしたけどうれしかったです。
とっても大きなホールだったのでびっくりしました。
でも、ソロの会のときよりはきんちょうしませんでした。それは四人いっしょだったからです。

がっしゅくの前からわたしたちは、とてもなかよくれんしゅうしていました。

賞をもらえるかなと心配していましたが、「まじょっこ」とよばれて、とってもうれしかったです。

来年も賞をもらえるようにがんばりたいです。
中崎京香(小3) 馬場麻梨乃(小4)
つしま先生がジュニアフルートフェスティバルの曲に「海の見える街」を選んでくれました。

さいしょ4人でふくのはむずかしいと思ってたけど、合しゅくとかでみんなで合わせてたらだんだんかんたんになってきてしっぱいも少なくなってきました。

本番はすごくきんちょうしたけど、さい後までまちがいがなくてよかったです。

けっか発表の時、「かっこよかったで賞」をねらってて、じっさいに「かっこよかったで賞」をもらえてうれしかったです。

まさか「オーディエンス賞」をもらえるとは思ってなくてびっくりしました。

来年も賞をとれたらいいなと思います。
私は、フェスティバルで京香ちゃん、美苗ちゃん、ふうちゃんと『海の見える街』を演奏しました。
みんな合宿に来ていたので、その時に四人で一緒に練習しました。それでも、なかなか息を合わせる事が出来ませんでした。
フェスティバル本番の時、曲の途中で私が遅れてしまいました。
でもみんなはちゃんと私のパートに合わせてくれたのです。そのおかげで最後まで息を合わせて演奏する事ができました。
『まじょっこ』のみんなに「ありがとう」という気持ちでいっぱいです。
本当は賞をもらえるとは思っていなかったので、選ばれた時はとてもびっくりしました。でも、すぐに嬉しさが込み上げてきました。
いろいろな先生がたくさん教えてくださったからもらえたのだと思います。
ありがとうございました。
滋賀県はすごーく遠かったけれど、参加してよかったです。
水田 朱梨(小6) 臼井 大貴(小5)
私にとって、今回のジュニアフルートフェスィティバルは、7回目の出場になりました。
保育園の年長から出場して6年生になるまで毎回、たのしみにしていました。
小学校の最後の年に、「音楽表現が良かったで賞」をもらえて、すごく嬉しいです。
今年は、ひろき君と「パパゲーノ」に挑戦しました。「パパゲーノ」は練習曲にもありますが、今回は少し難しいアレンジでした。
難しかった点は、速い部分の指使いと、アンサンブルとして息をあわせるところ、そしてこれは対馬先生に何度も注意されたところですが、楽しさを体で表現するところでした。
体で表現するというのが。苦手ではずかしくてあまりうまくできませんでした。
そして本番では、いつもの練習していたようにがんばることができましたが、途中で風船が割れた時、すごくびっくりました。
でも、ちょうど曲の区切りのところだったので、あわてずに落ち着いてふきました。
講評の時に、風船が割れてもちゃんとふけていたことをほめてもらって、うれしかったです。
今回でジュニアフェスに参加するのは3回目で、僕は水田あかりちゃんと パパゲーノのアリアを演奏しました。

本番の直前はすごく緊張しました。

途中で舞台の飾りの風船が突然割れてびっくりしました。一瞬ピクッとしたけど、ちょうど曲の切れ目で、その後もきっちりできたのでよかったです。

全体合奏のペールギュントも難しかったけど本番は気持ちよく吹けてよかったです。

そして最後に結果発表があり’音楽表現がよかったで賞’というのをもらいました。商品はスノーマンの絵皿でした。けっこううれしかったです。

また11回目のジュニアフェスティバルのも出たいです!!次に向けて一生懸命練習したいです!


「子どもの発達を考えるフルート指導者の会」発足
4月30日(月・祝)滋賀県大津市の「晴嵐支所公民館」にて、「第1回子供の発達を考えるフルート指導者の会」の初会合が開催されました。

関西笛の会(大阪)と湖笛の会(滋賀)が1998年から共同主催してきた「ジュニアフルートフェスティバル」を母体とするもので、その「ジュニアフェス」が今年2007年で第10回目を迎えたのを契機に発足。

今回の参加者は総勢15名、(滋賀・大阪から12名、福岡から2名、熊本から1名のフルート指導者が参加)2時間に渡って、活発な意見交換がなされました。

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